中山農村歌舞伎の起源は今から約300年前(江戸時代中期)、お伊勢参りに出かけた島の人々が上方から伝えたとされています。荒天で船が出ず、大阪で船待ちしていた島人たちは、上方歌舞伎の華やかな世界に触れ、歌舞伎の名場面を描いた絵馬や衣装を島に持ち帰り、神社に奉納しました。歌舞伎の人気は島中に広がり、上方から旅回りの一座や振り付け師を招くなどして、次第に島人自ら演じられるようになりました。
中山の舞台は、昭和62年3月に重要有形民俗文化財に指定され、
平成24年3月には茅葺き屋根の全面ふき替え工事が行われました。
肥土山農村歌舞伎と合わせて「小豆島農村歌舞伎」として令和6年3月21日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
日程 | 毎年10月中旬 (2024年は9月29日(日)開催予定) |
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アクセス | 小豆郡小豆島町中山 (春日神社) |
料金 | 無料 |