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星ヶ城のツルマサキ

星ヶ城のツルマサキ

星ヶ城のツルマサキ

ツルマサキは山地に自生する常緑つる性の低木であり、マサキに類しますが、茎より細根を出て他樹、他物にまつわり伸びます。

星ヶ城のツルマサキは東峰の阿豆枳(あずき)神社裏の通路にあり、主幹の部分が胸高幹囲38cmで地上2mのところから二股に分かれ、他樹にまつわり伸びて高さ7mに達しています。

左右に伸びた支幹は10mの広がりをもつ豪壮な樹冠をなして典型的な樹形を見せています。

秋から冬にかけて丸い果実が3、4片にさけ、中から橙赤色の仮種皮をかぶった種子をあらわにし、緑の葉と対称して美しいです。

樹齢は、100年を超えると思われますが樹勢は旺盛で、この種のものでは香川県下最大のものと見なされている巨木です。

INFORMATION

アクセス 香川県小豆郡小豆島町神懸通 安田財産区