悠久の自然の造形物

神懸山(寒霞渓)

小豆島町の北部にそびえ、南の内海湾に面した星ヶ城連山の
渓谷のひとつで、南北4km、東西8kmの山域で、元は花崗岩の
基盤に、およそ1300万年前の火山活動によって噴火した、
溶岩や火山礫・灰によって形成された安山岩や集塊岩が
浸食され、天下の3渓のひとつとして渓谷美が形成されました。

春は新緑に花が映え、夏は濃緑に鳥の声、秋は紅葉、
冬は雪氷とそれぞれ風趣があります。
もともとは神懸山などと呼ばれていましたが、
明治初期の儒学者、藤沢南岳が『寒霞渓』と命名。
1923年(大正12年)3月7日に『神懸山(寒霞渓)』として国の名勝に
指定され、また1934年(昭和9年)に制定された最初の国立公園・
瀬戸内海国立公園を代表する景勝地になり、阪神方面から
観楓船も入航して、徒歩や馬で登山する人が多かったそうです。
昭和38年にロープウェイが、45年にブルーラインが完成して
多くの観光客が訪れるようになりました。森林文化協会が
制定した『21世紀に残したい日本の自然100選』
にも選ばれています。
アクセス
小豆郡小豆島町神懸通

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