名所・旧跡 景色・山 自然・花 散策
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ショウドシマレンギョウ群落は寒霞渓四望頂より三笠山に至る尾根付近に見られる小群落で、4月末から5月にかけて栽培種のレンギョウ(モクセイ科)よりも素朴で野趣に富んだ淡黄色の花をつけます。
これは日本でただひとつの野生レンギョウと言われていたヤマトレンギョウ(岡山県新見市の石灰岩地帯に自生)の変種として小豆島の集塊岩帯のみに自生する落葉低木で、いわば、隔離進化した植物です。
先が4裂した黄花を、葉とともに、細い枝につけ、懸外から枝垂れる姿が美しい。
ヤマトレンギョウと異なり葉緑にぎざぎざがほとんどないのがこの種の特徴です。
寒霞渓を中心に点々とした分布で、あまり大きな群落になりませんが、この群落はよくまとまり見事です。
日程 | 4月下旬~5月 |
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アクセス | 香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168 |